慶應義塾大学SIVアントレプレナー・ラボラトリー

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SIV Relay Blog

2008年03月25日
[SIV終結記念特別寄稿2] 思いの連鎖を未来へつなぐ /武石 訓尚(Kunihisa Takeishi)

  武石 訓尚(Kunihisa Takeishi)

 
 
総合政策学部 3年
國領二郎研究会 SIVSG所属

2005年 4月  慶應義塾大学 総合政策学部 入学
2005年 4月〜2007年4月
         ペットボトルリサイクル装置「キャップカット」プロジェクト所属
2005年 9月 Inaugural Asian I2P Competition Singapore 2位
2005年11月 Idea to product International Competition Austin部門3位
2007年10月 REE Fellows Program in USA 修了
2007年 3月〜現在
日本創生ビレッジ(EGG JAPAN)」(http://www.egg-japan.com)インターンシップ


■SIV Relay Blogを執筆するにあたって
 SIVというコミュニティーの一員になってから、3年が経ちました。SIVが解消され、新たにKIEPが立ち上がります。大学入学当初から属してきたSIVというコミュニティーの名前がなくなってしまうのは、正直さみしいこと。しかしながら、SIVの「理念」や「つながり」は、形を変えて新たにKIEPの価値観の一つとして受け継がれていくことになります。

 さて、今回のRelay Blogを執筆するにあたって、牧さんから、「過去を振り返るだけではダメ。夢や将来など、未来のことを書いて欲しい」というリクエスト?(命令ともいう)を頂きました。というわけで、今回は自分の未来について、このBlogで語ろうかと思います。
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 「って、そのまま従っているのではSIVの一員としての名がすたるっ!!」と勝手に納得して、ここは違う趣向性でいこうと考えました。

■SIV Relay Blogを探検する
 何をテーマにしようかと迷っていた時に思いついたことは、過去の偉人達(私も執筆している。ごめんなさい)のBlogをはじめから読みなおすことでした。Blog執筆者が何を思い、どのようなことを意図し、誰からのバトンをもらい、誰へバトンをつなげようとしていたのか、そんなことを考えながら。でも…多い…多すぎるんですよ…。短時間で情報を分析、つなげて再処理し、何か意味のあるものを生み出すのは到底ムリと半ばあきらめながら、読むこと小一時間。ハッと思いついたのが、Relay Blog内の頻出単語を抜き出せば、皆が考えている集合知、価値観のようなものへと、少しでも近づけるのでないかということ。頻出単語同士のつながりを考え、単語間の意味を補完することで、何かおもしろいことが見えてくるのではないかと思ったわけです。早速、ソフトを利用して頻出単語を抽出してみました。ちょっと興味ありますよね。
 抽出する本文は、「Blogナンバー」から「著者経歴」を含め、本文終了の点線部までとしました。

栄えある1位は(ジャカジャカジャカ・・・ジャ〜ンッ!)

とその前に予想順位を。皆さんも結果を見る前に考えてみてください。因みに、私が予想した頻出単語ベスト5は、
1位:SIV
2位:ビジネス
3位:SIV事務局長のM氏
4位:メンター
5位:アントレプレナーシップ

 1位は「SIV」。何と言ってもSIVというプラットフォーム上で書かれている Relay Blogであるからには「SIV」という単語が一位だろうという安易な理由から。2位は「ビジネス」。SIVで活動する人にとって、「ビジネス」というキーワードから大きく離れることはなく、常に「ビジネス」に目が向いているだろうということです。3位は「牧さん」。プラットフォームの各ノードのコネクタという役割をしている、またRelay Blogの執筆者を選ぶのも主に牧さんの役割ということであれば、当然頻出するであろうと推測しました。4位は「メンター」。SIVプラットフォーム上で大きな役割を担っている存在にメンター三田会があります。かくいう私もメンターの皆様方に数え切れないほどお世話になりました。Relay Blog執筆者には、「メンター」の方々や「メンター」の方々にお世話になった人がたくさんいるだろうと予測し、4位に選びました。5位は「アントレプレナーシップ」。これについては、自分の偏見であり、頻出語句であって欲しいとの思いから。ただし、SIVSGの授業では「アントレプレナーシップ」は大きなテーマの一つであり、学生の書いたBlog内で頻出している可能性もあります。

皆さんの予想はどうでしょうか?

■結果発表 
  Term & Phrase Rank Word 順位平均ランク
1位 SIV 643 SIV 2163 SIV
2位 活動 294 SFC 838 SFC
3位 学生 278 ベンチャー 351 学生
4位 SFC 273 学生 334 コンテスト
5位 自分 272 メンター 271 大学
6位 コンテスト 186 コンテスト 244 ビジネス
7位 日本 181 ビジネス 241 日本
8位 大学 174 企業 205 企業
9位 ビジネス 166 日本 201 メンター
10位 今後 160 大学 199 ベンチャー
11位 現在 147 プロジェクト 193 今後
12位 会社 145 技術 164 現在
13位 企業 126 今後 162 会社
14位 社会 129 支援 158 プロジェクト
15位 経験 116 現在 158 経験
16位 世界 114 ラボ 146 社会
17位 新しい 112 会社 145 技術
18位 メンター 110 経験 143 仕事
19位 大きな 108 アントレプレナー 140 世界
20位 プロジェクト 104 社会 134 起業
21位 ベンチャー 102 IT 124 機会
22位 皆様 100 出会 123 皆様
23位 様々な 100 インキュベーション 123 実際
24位 技術 99 運営 122 インキュベーション
25位 実際 97 起業 117 事業
※URLや年号、意味のない単語等を恣意的に除外しています。
※SIV Relay Blogから抽出した頻出単語ランクは、ソフトの種類や設定等によってその結果が異なります。正確性を必ずしも担保するものではないことに注意してください。
※「Term & Phrase Extractor Pro」 、 「Rank Word 120」というフリーソフトを利用しました。
※最右列の順位は、各ソフトから共通して得られた単語の順位を単純に加算して算出したものです。

■思いの連鎖
 上記の結果を見て皆さんは何を考えますか?
 今回2つのソフトを使ってキーワードを抽出してみたのですが、「SIV」がダントツの1位でした。ザッと「SIV」が引用されている文章を調べてみると(ソフトに引用箇所を表示する機能があります。)、「SIV」は「SIVの〜さん」という所属や「SIVとは〜」というようなSIVの説明で利用されていました。「SIV」という単語が一番多く頻出することを当たり前と言ってしまえばそれで終わりですが、「SIV」というキーワードがRelay Blog執筆者にこれほど使用されているということは、彼ら、彼女らの「SIV」への何らかの意識の表れと見なすことも可能ではないでしょうか。

1)SIV、大学、SFC、社会 2)学生、メンター、企業(全部含めて「皆様」) 3)コンテスト、プロジェクト、起業、インキュベーション 4)経験、機会、技術、仕事 5)新しい、様々な、実際 6)ビジネス、ベンチャー 7)世界、日本 8)現在、今後

 上記は主要キーワードについて、任意にグルーピングしたものです。これらの言葉を組み合わせると、何かストーリーができそうです。

 「SIVは、「技術」と「ビジネス・社会モデルの開発」を融合した研究活動を行うSFCを拠点とするインキュベーション・プラットフォームであり、ここには様々な学生や経験豊かなメンター、企業が集まっている。SIVプラットフォーム上では多くのプロジェクトが実際に生まれ、起業し、現在ではその中のいくつかが海外のビジネスコンテストで入賞を果たすまでになった。今後、SIVはKIEPとなり、日本だけでなく世界で活躍する、新しいビジネス、ベンチャー企業を生み出し続け、社会に貢献していく。」

 言葉遊びのようですが、頻出キーワードを組み合わせると、SIVやSFCの理念と似たような意味になります。抽出されたキーワードをBlog執筆者のそれぞれの「思い」とするなら、SIVプラットフォームの各構成員の「思い」がそれぞれつながり、ひとつの意味をなし、それがSIV(KIEP)やSFCの理念、価値観につながっていると考えることはできないでしょうか。

 大胆に「コミュニティーの構成員、一人一人の思いが、最終的にはつながり、コミュニティーの理念、価値となっていく」という仮説を立てます。「部分は異なっても、全体としては一つのものとなる。」

 そう考えると抽出したキーワードの中で、「アントレプレナーシップ」という単語のプレゼンスが低い。この単語のプレゼンスを上げ、KIEP(SIV)の理念、価値の中に取り込まれるようにする。そのために、自らが率先してアントレプレナーシップを実践していく。これを私の目標とし、引き続き精進していきたいと思います。

※因みに人名で1位だったのは「牧」さんで、出現頻度90、27位でした。お疲れ様でした。

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次回は2008年3月26日更新予定です。

投稿者: siv 日時: 2008年03月25日 23:20

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