慶應義塾大学SIVアントレプレナー・ラボラトリー

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アントレプレナー概論II

1.主題と目標 / 授業の手法など

この授業は、主として1)在学中に起業を志す者 2)自分の持つ研究テーマ・アイディアに関するビジネスプランを構築したい者 3)就職後に自ら主体的に新事業創出を志す者を対象としている。
講義、ワークショップ、ブラッシュアップにより構成され、アントレプレナー(ベンチャー企業や大企業などで新事業の立ち上げを担う人材)の育成を目的としている。知識の提供のみならず、卒業後も利用可能なビジネスネットワークの提供、新規ビジネスモデル構築のためのアイディアの提供、就業先・インターンシップ先としてのベンチャー企業情報の提供等を行う予定である。
講義では、ビジネスプラン構築法に関する基礎知識を学ぶ。ワークショップでは自らの研究テーマ・アイディアに基づいたビジネスプランの構築を行う。ブラッシュアップでは、自ら構築したビジネスプランを有識者の前で発表し、フィードバックを受けることによって、質の向上を図る。このプロセスを通じて、アントレプレナーシップ及びビジネスプラン構築法の基礎知識について学びつつ、履修者各自が設定したテーマに基づいたビジネスプランの構築を行う。
この授業は、大日本印刷株式会社よりの寄付講座であり、様々な形で授業運営にご協力いただいている。またSFC研究所SIVアントレプレナー・ラボラトリー(SIVラボ)やSFC卒業生の同窓会組織であるSFC三田会、ベンチャー育成のための卒業生組織であるメンター三田会との連携により授業の教材を提供する。その他授業に留まらずに交流会やコンテストなどの多様な施策を開催する。
最終課題は、The 2nd Keio Business Plan Contestへの応募とする。この授業の履修者の中で実際に起業を志す学生を対象に、SIVラボによる支援プログラムや大日本印刷株式会社による「DNPベンチャー制度」による支援を提供する。

2.スタッフ

担当者:

熊坂 賢次 (環境情報学部教授) [ken@sfc.keio.ac.jp]
牧 兼充 (政策・メディア研究科助手) [kanetaka@sfc.keio.ac.jp]

SA:

武石 訓尚 (総合政策学部3年)
明恵 (総合政策学部2年)
立川 碧 (環境情報学部1年)

質問などはスタッフML (gairon2-2007-staff@siv.ne.jp) までご連絡下さい。

3.教材・参考文献

授業時に適宜紹介する。

4.授業計画

ゲストの都合及び授業担当者の出張により、変更の可能性あり。

日時

テーマ

内容

1

10.1

ガイダンス

内容: この授業のねらい及び全体概要について。過去にSIVラボに携わった学生の活躍について話し、学生の皆さんがこの授業を履修することにより、今後どんな展望が開けるのかについて解説する。またSFCにおけるインキュベーションシステムの概要について解説する。

履修者選抜レポート:

  1. この授業におけるビジネスプラン構築のテーマとしたい研究テーマ・アイディアを400字程度でまとめること。
  2. この授業を履修するにあたっての志望理由と今後の展望を400字程度でまとめること。

※ 1,2 両方とも提出すること。
※ アントレプレナー概論1履修者は、レポートにその旨明記すること。
※ レポートには、氏名、学生番号、ログイン名を必ず記入すること。
提出方法:第1回授業時に提出、もしくは10月1日(月) 23:00までにgairon2-2007-staff@siv.ne.jp までメールすること。

2

10.15

クリエイティビティ

内容 新しいビジネスモデルを生み出す際に必要となる、クリエイティビティを高める手法を学ぶ。革新的なデザインファームである「IDEO」のビデオ教材によるディスカッションを行ったあと、実際に、デザイン手法を体験するためのワークショップを行う。

事後課題: 今回作成したプロトタイプに関するレポートをワードにて作成。その際に以下の内容を含めること。

  1. インタビューを行った3つの質問の答えの概要。
  2. 作成したプロトタイプの写真。
  3. あなたが作成したプロトタイプの売りは何か。

提出方法: 10月21日(日)23:59までにSFC-SFS経由で提出すること。

3

10.22

ビジネスモデル・プランとは

内容: ゲストスピーカーとして、田中克徳政策・メディア研究科準教授をお呼びし、ビジネスモデルの基本的要素の説明及び、ビジネスプラン構築にあたってのチェックポイントを解説する。

事後課題: あなたがこの授業でビジネスプラン構築を目指すビジネスアイディアについて、以下の5つの設問に答える形で、簡潔にまとめて下さい。

  1. 顧客のどのような課題を解決しようとしていますか。
  2. その課題解決をどのような形で実行しますか。
  3. どのくらいの顧客がいますか。
  4. なぜあなただけがこのビジネスを実現できるのですか。
  5. どのような形でこのビジネスを競合から守っていきますか。

提出方法: SFC-SFSより (テキスト入力のみ)
締切: 10月28日(日) 13:00

4

10.29

コーチング / Elevator Pitch

内容: 「コーチング」では、この授業をなぜ履修するのか、何のためにビジネスプランの構築を行うのか、履修にあたっての目的の再確認を行う。
「Elevator Pitch」では、履修者の持つビジネスアイディアを魅力的に他者に伝えるためのショートプレゼンテーションの練習を行う。

事後課題: 調整中

5

11.5

ビジネスモデルの評価手法

内容: 株式会社音力発電の速水浩平氏が2006年に参加した4th Annual Idea to Product Global Competitionのプレゼンテーション資料をケース・スタディとしてその評価を行う。そのプロセスを通じて良いビジネスモデルのプレゼンテーションとは何かを学ぶ。

事前課題: 株式会社音力発電の速水浩平氏が作成したのプレゼンテーション資料を読み込み、この資料の改善点を400字以内にまとめよ。
「音力発電」プレゼンテーション資料その1
(パスワードは、ML等でアナウンス)
提出方法:11月3日(土) 23:00までにSFC-SFS経由で提出すること。

6

11.12

ブラッシュアップ1

内容: 有識者を多数お呼びし、グループごとにビジネスモデルのプレゼンを行い、ブラッシュアップを受ける。

事前課題:

  1. 自ら構築したいビジネスモデルのプレゼンテーション資料(10分分)をまとめて、10部程度印刷し、授業時に持ってくること。
    提出方法:授業時に持ち込み。
    締切:11月12日(月) 14:45 (授業時)
  2. 作成したPPTをSFC-SFSにuploadすること。
    提出方法: SFC-SFSより (ファイルのuploadのみ)
    締切: 11月13日(火) 21:00

7

11.19

市場調査・業界分析

内容: ビジネスモデルを作成するにあたって必要となる市場調査・業界分析の方法を学ぶ。

事後課題:「ロードテスト」

  • 「ミクロレベルの市場テスト」、「マクロレベルの市場テスト」、「マクロレベルの業界テスト」、「ミクロレベルの業界テスト」の分析を行い、A4 2-3ページ程度でまとめること。
  • 分析を行う際は、必ずインタビュー及び二次情報の収集を行うこと。

提出方法:12月3日(月) 14:00までに、Wordファイル2-3ページにまとめて、SFC-SFS経由で提出すること。
※必ず、学部・学年・学籍番号・ログイン名・氏名をファイル内にも記入してください。

8

12.3

ブラッシュアップ2

内容: 有識者を多数お呼びし、グループごとにビジネスモデルのプレゼンを行い、ブラッシュアップを受ける。

事前課題:

  1. 自ら構築したいビジネスモデルのプレゼンテーション資料 (10分分)をまとめる。その際に必ず市場分析・業界分析を含めること。
    授業時に10部印刷して持ってくる
    提出方法:授業時に持ち込み。
    締切:12月3日(月) 14:45 (授業時)
  2. 作成したPPTをSFC-SFSにuploadすること。
    提出方法: SFC-SFSより (ファイルのuploadのみ)
    締切: 12月3日(月) 21:00

9

12.10

ビジネスプランの評価

過去に学生が作成したビジネスプランをケース・スタディとしてその評価を行う。そのプロセスを通じて良いビジネスプランとは何かを学ぶ。

事前課題: 「R-STATION事業計画書」を読み、この事業計画書の改善点を箇条書きにて10個以上、記述すること。

提出方法:SFC-SFSより、12月9日(日) 15:00までに提出すること。
注意: 「R-STATION事業計画書」のパスワードは、履修者にMLにて配布する。

10

12.17

財務計画

ビジネスプランを作成するにあたって必須となる財務計画の立て方を学ぶ。

事前課題:『コスト試算』
財務計画を立てるにあたって必要なコストをリスト化し、その金額を調べてくること。
人件費、賃料、光熱費、原材料、サーバ代等、自分のビジネスを実現するために必要となるコストを考えてみましょう。

提出方法:SFC-SFSより、12月17日(月) 13:00までに提出すること。(ファイル提出可能)

11

1.7

ビジネスプランのチェックポイント

内容: 学生が作成するビジネスプランにおいて陥りがちなチェックポイントを解説する。

事前課題:『ビジネスプラン全体の下書き』

  1. 最終課題として提出予定のビジネスプランについて、全体の下書きを完成させて下さい。
  2. プレゼンテーション資料ではなく、ドキュメントとしてのビジネスプランを作成して下さい。
    (必ず、1.学部、2.学年、3.学籍番号、4.ログイン名、5.氏名を記載してください。)
    提出者にはコメントをつけて返却します。
  3. この時点での優秀案件には、最終回にて、シリコンバレーのVCの前でのプレゼンのチャンスを差し上げます。

提出方法:SFC-SFSより、2008年1月7日(月) 13:00までに提出すること。(ファイル提出)

事後課題: 『コーチング』
本日の「コーチング」のそれぞれの設問について、あなたなりの答えをWordファイルにまとめて提出して下さい。
なお、ネットワークロールモデルについては、プライバシーに配慮し、個人名は伏せていただいても構いません。

  1. ロールモデル
  2. プロジェクト選択にあたっての条件
  3. 達成すべき目標と指標
  4. お悔やみ記事
  5. ネットワーク
  6. 「既存の職業」と「新しい職業」
  7. 10年後の自分

提出方法:SFC-SFSより、2008年1月14日(月) 23:59までに提出すること。(ファイル提出)

12

1.18(金)

ブラッシュアップ3

内容: 有識者を多数お呼びし、グループごとにビジネスプランのプレゼンを行い、ブラッシュアップを受ける。

事前課題:『ビジネスプラン』 + 『Pitch用資料』
『ビジネスプラン』と『Pitch用資料』 (10分分)をそれぞれまとめる。

  1. 授業時にそれぞれ5部づつ印刷して持ってくる。
    提出方法:授業時に持ち込み。
    締切:1月18日(金) 14:45 (授業時)
  2. SFC-SFSにファイルを『ビジネスプラン』は第13回、『Pitch用資料』は第14回課題にuploadする。
    ※ファイルupload容量は10MByteまでなので注意すること
    提出方法:SFC-SFSより (ファイルのuploadのみ)
    締切:1月18日(金) 21:00

13

1.21

まとめ

内容: この授業全体を振り返り総括する。

事前課題: この授業を振り返り、特に印象深かったこと、学んだこと等を400字以内にまとめよ。
提出方法:1月19日(土) 23:00までにSFC-SFS経由で提出すること。

The 2nd Keio Business Plan Contest 1月末から2月上旬締め切り

5.提出課題・試験・成績評価の方法など

授業の出席・課題の提出・発言点・ネットワーキングポイント・The 2nd Keio Business Plan Contestの結果の総合点により判断する。授業の出席・課題の提出・課題の加点・発言点を得る度に1点を加点。
ネットワーキングポイントは、この授業半年間を通じて新たに獲得した人脈に応じて10点満点で加点 (10人新たな人脈を獲得するごとに1点)。
授業外でのビジネスプラン作成のためのセッション・ワークショップ等へ参加するごとに、参加点1点。
The 2nd Keio Business Plan Contestへの応募は、10点満点で加点(提出 5点、1次審査通過 10点)。グループでの参加も可能だが、その際には必ずメンバーの役割分担を定義すること。非授業履修者とグループを組むことも可能。
その他必要に応じて、他のコンテスト参加による実績を加点対象とする場合もある。
15点以上取得でCを保証する。

6.前提となる知識 (科目名等)

アントレプレナー概論1。ただし、アントレプレナー概論1未履修者もこの授業は履修可能。

7.履修制限 (希望人数および制限方法)

30-50人程度。履修希望者がオーバーした場合には、履修者選抜レポートを提出してもらい、その内容に基づいて選考する。

[履修者選抜レポート]
内容:

  1. この授業におけるビジネスプラン構築のテーマとしたい研究テーマ・アイディアを400字程度でまとめること。
  2. この授業を履修するにあたっての志望理由と今後の展望を400字程度でまとめること。

※ 1,2 両方とも提出すること。
※ アントレプレナー概論1履修者は、レポートにその旨明記すること。
※ レポートには、氏名、学生番号、ログイン名を必ず記入すること。


提出方法:

第1回授業時に提出、もしくは10月1日(月) 23:00までにgairon2-2007-staff@siv.ne.jpまでにメールすること。

8.同一科目

なし

9.授業URL

シラバス:http://siv.kiep.ne.jp/gairon2-2007/
(参考URL)

10.注意事項・その他

  • ゲストを多数お呼びする授業であり、その日程調整に伴って、スケジュールが変更になる可能性もあることを、予めご了承いただきたい。最新版のスケジュール・課題等は、常にhttp://siv.kiep.ne.jp/gairon2-2007/を参照のこと。
  • この授業は他の授業に比べて、課題などの負荷が高いことが予測されるので、その点を良く考えた上で履修すること。
  • この授業では、授業外の活動として、土曜日・日曜日等にSIVラボやKBCにより開催されるビジネスプラン作成のためのセッション・ワークショップ等への参加を推奨する。参加にあたっては、参加費・交通費は実費となるので、予めご了承いただきたい。
  • この授業には、ビジネスプランのブラッシュアップのために、ゲストとしてDNP関係者、SIVラボ会員組織担当者、メンターを多数お呼びする予定なので、予めご了承いただきたい。
  • 大学院生の履修も積極的に歓迎する。